目次
【注目の病院プロジェクト】
●福山市民病院、総額350億円の再整備事業本館Ⅰ期が夏オープン
●周産期母子医療センター開設、RLSでがん治療強化、屋上ヘリポートと救急直結
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【病院計画ニュース】
●文科省、大学病院機能強化推進77事業を選定
●JAなど能代市の3病院、地域医療連携推進法人の設立準備中
●群馬県医師会、群馬メディカルセンター移転新築に着工、27年6月末竣工
●白岡中央総合病院、移転新病院の本体に着工、27年秋オープン
●公立長生病院、B棟改築を中止、移転や経営形態など検討
●地域医療連携法人みなみやまなし、地域医療振興協会を管理者に
●富山県立中央病院、経営計画見直し中、照明・空調の各劣化改修を公告
●南砺市、2病院の機能再編準備、同意あれば26年度に基本構想
●糸田町立緑ケ丘病院、設計・施工分離で年内に施工者選定
●熊本県総合保健センター、新築工事を松尾・松島JVに委託
●琉球大、上原キャンパス跡17.6ha計画を策定中、医療ツーリズムなど想定
【ダイジェストニュース】
●塩竃市立病院、26~28年度に東西病棟の大規模改修へ
●大館市の扇田病院、27年4月から無床診療所化
●文京区、特養ホーム文京白山の郷大規模改修を再公告
●諏訪赤十字病院、個室病室改修、3月16日~7月末
●浜松医科大学、屋外ガス管工事Ⅱ期を公告
●公立佐賀中央病院、経営コンサルティング業務のプロポ開始
●宮崎県、県立病院経費圧縮アドバイザリー業務委託を公告
【注目の病院プロジェクト】
●福山市民病院、総額350億円の再整備事業本館Ⅰ期が夏オープン
●周産期母子医療センター開設、RLSでがん治療強化、屋上ヘリポートと救急直結
福山市民病院(広島県福山市蔵王町5-23-1、☎084-941-5187=管理課建設推進担当)は、病院再整備事業の一環で、2024年3月に着工した新本館Ⅰ期の工事が大詰めを迎えており、いよいよ夏に供用を開始する。周産期母子医療センターを新設するほか、RLSによるがん治療の強化し、新しい救命救急センターと屋上に設置したヘリポートをエレベーターで直結する。
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外観(南、3月19日)
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鳥瞰(南、3月3日)
同病院では、本館が竣工から45年以上経過し老朽化したうえ、医療機能面でも手狭となり、この老朽化が進んだ本館の建て替えと、耐震性を含め充分に活用可能な既存の東館・西館を改修することで、大幅な医療機能の強化、わかりやすい動線確保や効率的な機能の再配置、患者、スタッフともに快適な空間演出を実現する。
限られた敷地の制約下で、診療を継続しながら、最新の建築技術を投入し、10年の歳月と総投資額350億円を費やして33年3月中にすべての整備が完了し、最新の病院が誕生する。

32年度完成イメージ(メインエントランス、北)
これまで、新本館Ⅰ期工事に先行して22年度に北東立駐建設、23年度に北立駐建設、東館南側に仮設棟建設と旧本館の一部南側を解体し、24年3月から新本館Ⅰ期の建設工事を開始し、いよいよ26年夏に開院を迎える。
新本館の約半分の建物を整備する新本館Ⅰ期では、地下1階に西館放射線治療エリアに隣接して新設となるRALS(婦人科腫瘍等に対する内部照射治療)を配置するほか、栄養管理、リネンを整備する。
地上1階は、放射線診断、生理検査、エネルギーセンターを整備し、2階には救命救急センター外来、同病棟(EHCU)、同病棟(EICU)、血管撮影、臨床工学の半分、ハイブリッドERの半分を設置し、この2階救命救急センターの南側に救急車両が直接接続するためのスロープを設置する。
3階には、周産期母子医療センターとして産婦人科病棟30床、分娩室、切迫早産・多胎妊娠などリスクのある出産に対応するMFICU6床、低出生体重児、臓器に異常がある新生児を受け入れるNICU12床、NICUにて治療を受け安定した新生児を引き続き治療するGCU12床などを整備する。広島県東部エリア初の周産期母子医療センターとなり、これまで、ハイリスクな出産が予想される場合、主に岡山県の医療施設に母体を搬送したが、いよいよ、地域で安心安全に出産できる医療体制が整う。最終的に総合周産期母子医療センターの指定を目指している。なお、新本館Ⅱ期では、同センターに隣接して小児病棟を整備する。
新本館Ⅰ期の4~6階は病棟となり、6階に感染症6床を配置する。7階は展望ラウンジ、さらに塔屋屋上にヘリポートを設置する。ヘリポートと救命救急センターはエレベーターで接続し、ドクターヘリ、防災ヘリから患者を迅速に搬送する。
新本館Ⅰ期竣工後のスケジュールは、26年度に東館改修、27年度に西館南を改修し、完了後の27年度半ば過ぎから旧本館Ⅰ期解体工事を進める。解体後、その跡地で新本館Ⅱ期を31年度初めにかけて建設する。竣工後、31年度内に東館・西館北改修を行い、32年度内に旧本館Ⅱ期解体、その後の外構整備を経て全整備が完了する。西館北と東館の間の旧本館Ⅱ期解体跡地はロータリーと駐車場38台を整備し、ここが正面玄関となる。基本は横河建築設計事務所、ECIによる実施設計技術協力業務・施工は清水建設が担当している。
すべての整備が完了したのちの各フロアの医療機能は、地下1階が新本館Ⅰ期にRALS、栄養管理、リネン、Ⅱ期(フロア整備無し)、西館に放射線治療、PET・RI、物品管理、機械設備、発電機、電気設備、東館に病歴、解剖・霊安 更衣、リネン、廃棄物、機械設備、電気設備。新本館と西館に地下1階に放射線治療を集約する。
地上1階は、新本館1期が放射線診断、生理検査、エネルギーセンター、2期が外来、エントランスホール、カフェテリア、患者ラウンジ、守衛(夜間)、西館が外来、外来化学療法センター、中央処置、中央採決、総合受付・伝票会計、がん・肝疾患相談、ホールコア、コンビニ、地域医療連携、患者支援センター、東館が薬剤、読影、レストラン、病後児保育、医事・講堂・治験、当直となる。
新本館と西館の地上1階に、全ての外来、生理検査、放射線診断、中央処置、中央採決などの外来関連部門を集約し、外来診療を1階で完結できるワンフロア外来とする。メインエントランス周りには患者支援センター、患者ラウンジ、カフェテリア、コンビニなどの患者支援・アメニティ施設を配置する。
2階は、新本館Ⅰ期が救命救急センター外来、同病棟(EHCU)、同病棟(EICU)、血管撮影、臨床工学の半分、ハイブリッドERの半分、Ⅱ期が手術(ハイブリッド手術室含む)、臨床工学の半分、ハイブリッドERの半分、当直などとなる。西館は検体検査、病理検査、内視鏡診断治療センター、集中治療、臨床工学、中央材料、電話交換、東館は人工透析、医局、図書室。
新本館2階には、救命救急センター外来・同病棟・手術・血管撮影、中中治療・中央材料などの救急関連部門を集約した「超急性期フロア」となる。
西館2階には病理検査を整備し、術中診断に迅速に対応できる構造とするとともに、1階中央採決の上部となる位置に検体検査を整備、設置した専用リフトで搬送する。
3階は、新本館Ⅰ期が総合周産期母子医療センター、Ⅱ期が小児病棟およびリハビリテーション部門、西館が事務部門やサーバー室、東館が倉庫・書庫。

施設内部イメージ(周産期母子医療センター)
4~6階は、新本館Ⅰ期、Ⅱ期、西館ともに病棟となり、Ⅰ期の6階に感染症病棟を設置する。新本館に2病棟、西館に1病棟の1フロア3看護単位の病棟を配置する
東館は、4階にスタッフラウンジ、執務、会議、5階にスタッフラウンジ、執務、スキルアップセンター(医療従事者の教育・研修の促進)、6階に緩和ケア病棟を設置する。

施設内部イメージ(病棟スタッフステーション)
7階は、新本館Ⅰ期に展望ラウンジ、西館に機械設備、塔屋階は新本館Ⅰ期の屋上にヘリポートを設置し、東館は機械設備となる。

32年度完成イメージ(南、鳥瞰)
福山市民病院は、県東部に位置する福山・府中二次保健医療圏(福山市、府中市、神石高原町)の人口50万5496人(23年1月1日)にとどまらず、西の尾道市、三原市、東は岡山県笠岡市、井原市までをカバーする中核病院として救急、高度医療を担い、23年度の救急車搬入件数4345件の消防署地区別比率は、福山地区66.7%、深安地区14.1%、府中地区5.4%、尾道地区1.1%、井原地区6.9%、笠岡地区4.9%で、隣接する岡山県の井原、笠岡から県境を越えての搬入が12%近くを占め、存在感を示している。
手術室手術件数は、コロナ禍において減少したものの、21年度に増加基調に戻り、22年度は5807件(うちがん手術2360件)となった。
24年度のがん手術におけるロボット支援下手術は272件、がん化学療法は24年4月に20床から24床に増設し、年間8000件以上の化学療法を実施した。がん放射線治療は治療医2人体制で定位照射、IMRTを活用した高精度放射線治療を行っている。
職員数(25年4月1日現在)は、1056人(診療部門197人、医療技術部門162人、看護部門618人、経営企画部門60人、医療支援センター19人)。
予算ベースで25年度と26年度を比較すると、患者数は年間入院が25年度15万8775人(1日平均435人)/26年度15万5125人(同425人)、外来が21万⑤380人(同890人)/21万3369人(同885人)で、ほかに加茂地区診療所の年間外来患者が96人(1日平均8人)/84人(同7人)
病院事業収益は25年度予算239億9679万3000円(うち入院収益150億8362万5000円、外来収益61億3900万2000円(加茂地区診療所分67万2000円含む))に対し、26年度予算は255億6816万3000円(同152億225万円、同68億2558万2000円(同46万2000円))と、入院、外来ともに患者数は減少するものの、いずれも増収(加茂地区診療所のみ患者数、収益ともに微減)を見込んでおり、これは、診療報酬の改定と新本館Ⅰ期の医療体制の強化が寄与するとみているようだ。
【病院計画ニュース】
●文科省、大学病院機能強化推進77事業を選定
文部科学省(東京都千代田区霞が関3-2-2、☎03-5253-4111(内)2578=大学病院支援室病院第二係)は、⼤学病院機能強化推進事業の77事業(77大学)を選定した。
25年度補正予算額349億円を活用し、医学部を置く全国の国公立私立大を対象に1件あたり5億円、64件程度に交付するとしていたが、78件の申請があり、77件(大学病院機能強化推進事業(経営環境の改善に資する教育研究基盤の充実)選定大学一覧)を採択した。主な事業は▼山梨大学(逼迫する県内の救急医療と放射線治療の体制改変に向けた⼤学病院の構造転換)▼福井大学(⼿術部⾨・救急部⾨強化に伴う学⽣・専攻医の教育および専⾨医育成による地域医療の持続化事業)▼滋賀大学(⾎管内ハイブリッド治療の診療・教育⽀援環境整備事業)▼鳥取大学(低侵襲⼿術・ロボット⽀援⼿術を核とした臨床・教育・研究の⼀体的⾼度化と地域医療構想の先⾏モデル構築)▼愛媛大学(低侵襲⾼度医療育成センター設置による⼈材育成・地域医療強化)▼宮崎大学(構造的⼼疾患・⼤⾎管疾患の最先端低侵襲治療を実現するハイブリッド⼿術システムを基盤とした⾼度医学教育・ 臨床研究と多職種医療⼈材育成事業)▼岩⼿医科⼤学(医療 DX・遠隔医療基盤を活⽤した⼤学病院機能強化と地域医療⽀援体制の構築)▼東北医科薬科⼤学(病院改⾰プラン推進に向けた診療機能⾼度化・教育研究基盤整備事業)▼国際医療福祉⼤学(医療の国際展開を核とした⼤学病院機能強化事業)▼自治医科大学(附属病院将来構想策定・機能強化事業)▼獨協医科大学(MRI(3.0T/1.5T)2台同時整備による診療・教育研究基盤強化事業)▼東京慈恵会科大学(遠隔×術中画像×⾃動⿇酔で実現する次世代周術期DX⼈材育成拠点構想)▼東邦大学(先端医療機器の導⼊とAI・多職種連携による病院運営構造転換事業)▼昭和医科大学(ハイブリッド⼿術室の⾼度化による次世代低侵襲治療・教育拠点の構築 (ARTIS pheno EX導⼊事業))▼東海⼤学(医療画像利活⽤による⼤学病院の地域医療・教育研究基盤強化事業)▼⾦沢医科⼤学(放射線診療領域を起点とした教育・研究・診療の⼀体的⾼度化構想)▼大阪医科薬科大学(医療 DX を活⽤した⾼度かつ効率的な放射線診療体制の再構築)▼久留⽶⼤学(分院統合による経営基盤の強靭化と、⾼度医療・教育研究リソース強化への戦略的転換プロジェクト)
なお、自治医科大の事業「附属病院将来構想策定・機能強化」について、同大学では、24年6月策定(25年8月改定)の大学病院改革プランにおいて、築50年となる附属病院本館の建て替えについては、施設の老朽化や現在行っている病床再編を踏まえ、引き続き検討を進めていくとしている。
●JAなど能代市の3病院、地域医療連携推進法人の設立準備中
秋田県能代市の秋田県厚生連能代厚生医療センター(能代市落合字上前田地内、☎0185-52-3111)は、地域医療機能推進機構(JCHO)秋田病院(能代市緑町5-22、☎0185-52-3271)、(一社)能代市山本郡医師会能代山本医師会病院(能代市桧山字新田沢105-1、☎185-58-3311)は、1月30日に、地域医療連携推進法人「一般社団法人能代山本ともに医療ネットワーク」の社員総会を開催し、4月の法人設立認可を目指している。
人口減少や少子高齢化が進むなか、地域医療を護り、医療を安定的に提供できる体制構築を目指し、異なる運営母体が連携や協議に向けて組織が発足する。能代厚生医療センターは病床378床(一般329床、精神45床、感染4床)、JCHO秋田病院は163床、能代山本医師会病院は、189床(一般108床、地域包括ケア54床、療養27床)。
●白岡中央総合病院、移転新病院の本体に着工、27年秋オープン
AMG(上尾中央医科グループ)の(医)社団哺育会 白岡中央総合病院(埼玉県白岡市小久喜938-12、☎0480-93-0661)は、移転新築のため、市との共同プロジェクトによるインフラ整備に続き3月から病院本体の建設に着工した。2027年秋の開院目標である。
新病院は、市立白岡中学校東側の用地約4万㎡のうちの敷地面2万4413.75㎡を活用し、6階建て延べ1万5619㎡の建屋規模で建設する。既存病院の延べ床面積9487㎡の1.5倍となり、最新の医療機能を装備し、快適な療養環境を実現する。設計は㈱横河建築設計事務所が担当している。用地4万㎡の開発は同病院と市による共同プロジェクトとして推進しているもので、残る用地は市が取得し、25年7月から道路整備など道路などインフラ整備工事が進められている。
同病院が24時間の救急体制を採るなど市内唯一の総合病院であるため、市では、新病院の土地・建物、医療機器類などにかかる固定資産税を10年間にわたり補助し、さらに、救急、災害、感染症対策といった地域医療に貢献する機器購入にも補助を予定している。
同病院は、病床256床(一般148床、地域包括ケア14床、障害者53床、回復期リハ41床)を運営、1978年開設と施設が老朽化し、また、手狭となっているため、新病院を建設し、移転することにした。
●公立長生病院、B棟改築を中止、移転や経営形態など検討
長生郡広域市町村圏組合の公立長生病院(千葉県茂原市本納2777、∴0475-34-2121)は、着工を見送っていたB棟改築事業を見直しており、病院の新築移転を含めて検討していく。
同病院では、耐震基準を満たしていないB棟の改築を目指し、22年度までに実施設計を完了し、23年度にも着工する予定であったが、先行してごみ最終処分場の整備を優先し、経営強化プラン(23~27年度)にも25~26年度にB棟改築を進め、27年度に供用開始すると位置付けていた。その後、病院経営を改善するため「長生病院アクションプラン評価委員会」による協議が続けられ、25年7月16日に最終評価が提示された。
それによると、「B棟改築の時期が決まらないが、今後も建築費が高騰すると思われるため、早急に方向性を決める必要がある。現地でB棟のみ建て替えた場合でも建築費は50億円以上(23年8月時点)となり、向こう30年にわたり毎年2~3億円ずつの返済が必要となり、これは、繰出基準では病院と構成市町村が2分の1ずつ負担することとなっているが、現在の経営状況では確実な返済の見通しが立たない。B棟の建築費が50億円以上と巨額なのであれば、現地建替えは望ましくない。C棟も含め更地に新築移転することが理想的であるが、費用面とともに立地の問題が出てくる。国は病床数を削減する方向であり、建替えをする場合でも、できるだけ余剰病床のない コンパクトな設計にすべきである」といった施設整備に関すること、「医業収益が目標に5000万円ほど足りていない」との経営課題や、「引き続き経営改善に取り組むと同時に、他の病院との再編、ネットワーク化や経営形態の見直しなどによって、課題解決が図れるかについても検討することが望ましい」といった経営形態や再編、さらに「将来的に病院の再編や機能分化は必要だが、市町村間の協議でまとめるのは難しく、県が広い視野で積極的に関わることが求められる」という提案があった。
病院では、この最終評価を受けて、B棟改築を中断し、27年度までの経営強化プランの見直しを進め、26年度では地域医療構想調整会議での了承を得ながら、関係市町と病院の将来のあり方について事務レベルで検討する。
同病院は診療科目15科、許可病床180床(稼働病床128床)。施設はA棟(RC造り3階建て延べ1698㎡、救急・管理部門)、B棟(同5階建て延べ3768㎡、手術・中材、厨房、リハビリ)、C棟(同6階建て延べ7234㎡、外来、病棟128床)の3棟構成(敷地2万6482㎡)。B棟改築案では、RC造り3階建て延べ約4200㎡の規模で、1階にリハビリ、2階に手術室4室や中材、3階に厨房を配置し、病棟52床は廃止するとしていた。実施設計は㈱榎本建築設計事務所が担当した。
●地域医療連携法人みなみやまなし、地域医療振興協会を管理者に
山梨県狭南地区南部で2024年6月に設立された(一社)地域医療連携推進法人みなみやまなし(南巨摩郡身延町切石117-1、中富すこやかセンター、☎0556-20-4611=福祉保健課)は、27年4月から関連する2病院2診療所の管理運営を指定管理者に委託する。26年度に医療施設の事業主体となる新たな組織の設立準備や、指定管理者を予定する地域医療振興協会と条件などについて協議する。
法人の参加法人は、南巨摩郡身延町及び早川町で組織する身延町早川町国民健康保険病院一部事務組合(飯富病院を運営)、公益財団法人身延山病院(身延山病院を運営)、南巨摩郡南部町(南部町国民健康保険診療所及び南部町万沢診療所を運営)、身延町、早川町で、2つの病院、2つの診療所の再編統合、急性期医療強化をはじめ地域完結型医療の実現に向けて検討を続けている。
コンサルタントとして地域医療振興協会を交えたこれまでの検討の結果、身延山病院に飯富病院の病床と一部機能を統合し、飯富病院は病床を廃止し診療所化するとともに、医療機能の一部集約に伴い関連医療スタッフを身延山病院に移設する。身延山病院は、病床80床とし、一般急性期病床や回復期病床を設置すること、また、指定管理者を導入し、指定管理者は地域医療振興協会を候補とすることが決まった。
身延山病院は、許可病床80床(一般50床、療養30床)のうち、一般19床を休床しているが、休床を再稼働し80床で運営する。
身延山病院(身延町梅平2483-167)は、内科、外科、整形外科、眼科、リハビリテーションを診療、人工透析を手がけ、職員は約110人。1998年にRC造り4階一部6階建ての新病院が完成した。建物1階は、外来、救急、放射線、MRI、2階は手術室、内視鏡、病棟、リハビリ、3階は病棟となっている。
飯富病院(身延町飯富1628)は、内科、外科、整形外科、眼科、耳鼻科、皮膚科、心療内科などを診療、職員数は約120人。施設は総延べ床面積6994.95㎡で、1階に外来、透析など、2階に病棟、3階に手術室、会議室、4階に倉庫などを配置している。21年から23年にかけて一部増改築工事(約2000㎡)と耐震工事を行った。また、07年に開設した老人保健施設(54床、デイケア10人)は、改修工事ができず入所定員を削減した。
南部町国民健康保険診療所(南部町南部8050-2)の診療科目は、内科、外科、精神科、小児科、整形外科、南部町万沢診療所(南部町万沢3404-1)の診療科目は内科、小児科、外科。
●富山県立中央病院、経営計画見直し中、照明・空調の各劣化改修を公告
富山県立中央病院(富山市西長江2-2-78、076-424-1531)では、悪化する経営の改善に努め、診療報酬改定の影響を見極めながら第5次中期経営計画(2023~27年度)の見直しを進め、26年度中に新しい経営計画をまとめる。
同病院では、08年度まで単年度赤字を続け、09年度の黒字転換を果たし、以来22年度まで14年連続で黒字を続けたが、資材や光熱水費、人件費の上昇により24年度決算は約16億9000万円の最終赤字、25年度も圧縮できる見通しであるものの10億円超の赤字を見込み、26年度予算案には、県の一般会計から病院会計への繰出金18億2700万円を計上するなど厳しい経営が続いている。
改善の一環として、病院では、3月1日から、病床数を706床から665床(一般604床、精神50床、結核8床、感染3床に削減した。削減したのは7階北病棟の41床。主な理由は、入院患者は横ばいであるが、入院日数が平均8日程度まで短縮化しており、稼働率が低下したためであるが、これによりコスト削減とスタッフの有効活用が可能となる。
なお、同病院経営管理課管財係(☎076-491-7115)は、このほど、①照明劣化改修工事(中央診療棟・外来診療棟)および②空調設備劣化改修工事の各条件付き一般競争入札を公告した。いずれも申請書などの提出期限は3月25日で、4月13日に入札となる。
①は、予定価格10億850万円(税別)、工事は電灯設備(中央診療棟・外来診療棟)の照明器具のLED化改修工事1式で、工期は契約締結日の翌日~17年3月17日。 ②は、予定価格1億6840万円(同)、工事は空気調和機の更新(4台)で、工期は契約締結日の翌日~27年3月20日。
同病院では、第5次中期経営計画において、中央病棟(1992年竣工)および診療棟(95年竣工)の空調設備など、設備面の老朽化が進んでいるため、 修繕費用が年々増嵩している。今後とも、老朽化した施設・設備の改修に計画的に取り組むとともに、将来の建替えについても研究を行うことが必要であるとしている。ただ、施設整備の議論の前に、経営改善に取り組み、中期経営計画を見直して、軌道に乗せることを優先する。
●南砺市、2病院の機能再編準備、同意あれば26年度に基本構想
合併により2つの市立病院が併存する富山県南砺市(南砺市北川166-1、☎0763-23-1003=地域包括医療ケア部医療課)は、2つの病院の機能の再編を目指しており、可能であれば、議会や市民の了解を得て、2026年度にも基本構想の策定にかかりたいとしている。
2病院の医療機能の再編により、スタッフなど限られた医療資源を効率的に活用し、最適な医療提供体制を整備する。25年3月に設置した議会の特別委員会により再編に向けた協議を行っているほか、市広報を通じた周知などの取り組んでおり、議会や市民の同意が得られれば、26年度内に医療機能の再編や医療スタッフ、職員の再配置などを盛り込んだ基本構想の策定に着手したい意向で、同意形成前であるため、当初予算には計上していないものの、同意があれば、補正予算で対応を目指す。
現在の再編案では、救急機能は実績のある南砺市民病院を予定している。集約により24時間365日の受入れ体制を目指す。市民病院には、消化器系、腎・尿路系、呼吸器系など⾼齢者に多くみられる疾患に対応した常勤専門医が幅広く勤務していることから、救急搬送患者の包括的管理体制がより充実している。
手術機能は、救急機能を集約する南砺市⺠病院を予定する。専門医・看護師がより多く在籍し、また、⼿術体制や術後管理においては、世界基準であるJCI認証や、日本医療機能評価機構による病院機能評価を取得している。
外来機能については、各病院に配置するが、診療科を集約させることで提供できる医療サービスが⼤きく向上する場合や、集約しなければその診療科を継続できないような場合には、その診療科に限り、より幅広い外来機能を有する南砺市⺠病院へと集約する。
入院機能は、再編による機能に応じ、病床数の適正化を図ったうえで、双⽅の病院に配置する。救急機能と⼿術機能を集約させる南砺市⺠病院には、医療資源を多く必要とする⾼齢者中⼼の⼊院病床をし、 南砺中央病院には、日常⽣活への復帰を⽀援するための⼊院病床を配置する。
2病院の建物は、分棟構造の南砺市立病院には築後30年以上が経過する建物もあるが、いずれの建物も改修により医療機能集約は可能とみている。南砺中央病院の建物は築後20年ほど経過している。
南砺市民病院(南砺市井波938)は、病床は一般175床、職員数296人(25年4月現在)で、24科目を標榜する。建物は東棟、南棟、中央党、旧中央棟、西棟で構成し、南棟のみ地下1階建て、ほかは地上3階建てとなる。総延べ床面積1万6674.71㎡(敷地1万8300.61㎡)。
公立南砺中央病院(南砺市梅野2007-5)は、病床104床(4階・地域包括ケア52床、5階・一般52床)で、16科目を標榜する。建物は、RC造り(免震構造)6階建て延べ1万3958.3㎡(敷地3万1287.83㎡)。
●市立敦賀病院、中期経営計画見直し中、市は建替資金の積立開始
市立敦賀病院(福井県敦賀市三島町1-6-60、☎0770-22-3611)は、2025年10月から病床を削減するなど経営改善に取り組み、26年度に現行の中期経営計画を見直す。敦賀市では、26年度から将来の病院建替え基金として毎年5億円の積み立てを開始する。10年度から13年連続で経常黒字を続けた同病院であったが、コロナ禍以降、入院患者の減少が継続し、収益の減少に伴う経営改善が喫緊の課題となっている。
病院では、第3次中期経営計画(24~28年度)において、最終年度の28年度に黒字化を目指しているが、25年度も26年度も経常収支で13億~14億円の赤字を見込みで、目標達成は困難な状況である。このため、病床の削減に加え、委託料の見直し等による経費削減、収益性の高い診療科への医療資源投入や、健診・人間ドックの充実による増収を図り、26年度の診療報酬改定による影響を加味して、26年度に中期経営計画の修正計画を策定する。
25年10月1日に削減した病床は、本館3階病棟の1病棟49床。これにより、現在は、8病棟計283床が稼働している。第8次福井県医療計画では、嶺南医療圏は既に患者総数の減少が始まっており、 外来患者数も徐々に減少が見込まれている。入院患者数は高齢化に伴い30年頃まで同程度か僅かに増加するものと見込まれている。
一方、敦賀市は、新たな中期財政計画(26~30年度)において、病院経営の環境が厳しいなか、医療レベルを維持するためとして、市立病院への繰出金及び基金積立を設定した。繰出金は26年度13.1億円が繰出基準13.1億円に収まるものの、27年度から基準外繰出(赤字補てん)が嵩み、27年18.9億円、28年度21.5億円、29年度21.6億円、30年度21.1億円、5か年計96.2億円を繰り出す予定である。また、26年度から医療基盤整備基金積立金として、毎年5億円、計25億円を積み立てる。
なお、病院の第3次中期経営計画の施設・設備にかかる投資では、大規模改修に24年度1500万円、25~28年度各年度2000万円、医療設備は24~28年度各年度3億円前後に設定しているが、新設・建替については、市により基金は積み立てるが、28年度まで新設・建替の関連費用を想定しておらず、費用計上は29年度以降となるもようである。
●糸田町立緑ケ丘病院、設計・施工分離で年内に施工者選定
糸田町立緑ケ丘病院(福岡県田川郡糸田町3187、∴0947-26-0111)は、2025年10月に公告した病院新病院建設工事実施設計技術協力業務の公募型プロポーザルが不調に終わったため、設計と施工を分離する従来方式に整備手法を変更した。このため、8月の着工予定が、27年1~3月になり、開院は約5か月遅れの28年10月あたりとなる見通しである。
ECI方式であれば、7月までに実施設計を完了し、8月に着工し、28年1月完成、同年5月開院の予定で、技術協力業務の委託限度額は235万円(税込み)、工事参考額は35億7000万円(同)としていた。
従来方式に変更したことで、実施設計を26年度秋まで行い、年内に施工者選定の入札手続きを進める。基本・実施設計は㈱内藤建築事務所、コンストラクション・マネジメント業務はNPO法人健康都市活動支援機構が担当している。建設地は、糸田町3786の町民グランド。
新病院は、RC造り2階建て延べ約4300㎡の規模で建設し、病床60床(一般30床、地域包括ケア30床)を設置する。主要諸室は、外来部門で診察室3室程度、整形外科診察室1室(一般診察室としても使用)、小児科診察室1室、中央処置室1室(3~5ベッド程度設置)、処置室(各診療科)1~2室程度、採血•採尿室1室(3ブース程度)、観察室1室(3ベッド程度)を配置する。
救急部門には、救急外来診察室1室(診察及び処置スペースを兼ねる)、救急外来観察室1室(2ベッド程度)、感染症対応診察室1室(一般診察室としても使用)、放射線部門には、一般撮影室、CT室、X線透視撮影室、読影室各1室、臨床検査部門には、中央検査室、生理検査室、検査室(視力・聴力・肺機能及び眼底検査等)各1室、超音波検査室2室、手術部門は、手術室、洗浄室、滅菌・組立室、既滅菌器材保管室各1室、内視鏡部門には、前処置室2室、内視鏡検査室、リカバリー室、洗浄室、器材保管室各1室、薬剤部門には調剤室、医薬品倉庫、医薬品情報管理室各1室、診療情報管理部門には診療情報管理室、サーバー室各1室を配置する。
●熊本県総合保健センター、新築工事を松尾・松島JVに委託
(公財)熊本県総合保健センター(熊本市東区東町4-11-1、☎096-365-8800、総務部新センター整備室)は、同センター新築工事の一般競争入札を行い、45億8027万円(税別)の松尾建設・松島建設JVに委託した。予定価格は50億4198万6000円(産業廃棄物税、消費税及び地方消費税を含む)。建設地は熊本市東区東町4-11-1の現在地で、設計は㈱佐藤総合計画、㈱太宏設計事務所。
工事は、第1期が本館棟(S造り3階建て延べ5810.48㎡)などの建設で、工期は契約締結の翌日~27年10月31日、第2期が管理棟(RC造り地下1階地上3階建て延べ5279.83㎡)や健診棟(RC・S造り3階建て延べ2547.24㎡)の解体などで、工期は28年1月1日~29年7月31日。
新しい施設には、胸部X線室、乳房X線室、胃X線室3室、CT検査室、リカバリー室、臨床検査室(生化学検査、血液検査)、尿検査室(換気に配慮)、肺機能検査室(同)、血圧検査室、身体検査室、視力検査室、眼底眼圧室、聴力検査室、心電図検査室2、超音波検査室4、婦人科診察室、内視鏡待合室(リクライニングチェア25台)、内視鏡検査室(ベッド5~6台、大腸カメラ、胃カメラ、洗浄用流し台6台、 スコープ保管棚、手洗台2台)、簡易シャワー室、多目的室2室、採痰室、保健指導室(指導(面談)用6ブース)、人間ドック受診者用食堂(受診者20~40人/日)、受診者休憩室など。
●琉球大、上原キャンパス跡17.6ha計画を策定中、医療ツーリズムなど想定
琉球大学(中頭郡西原町字千原1、☎098-895-8057=経理課契約第三係)は、2月から上原キャンパス跡利用計画策定業務を進めており、6月に実現可能性調査報告書、9月に上原キャンパス跡地利用具体計画(案)や完成イメージ図(パース)が完成する。業務は(一財)南西地域産業活性化センターに委託しており、履行期間は9月30日まで。
業務は、24年4月にまとめた「上原キャンパス跡地利用推進計画」をさらに具体化した「上原キャンパス跡地利用具体計画(案)」を作成する目的で、「医療ツーリズムを軸とした沖縄ウェルネス拠点」構想の事業可能性、「ウェルネス(医療・健康・福 祉)」、「人材育成・研究開発(教育・研究・産学連携)」、「文化と賑わい(居住環境の 創設と地域の魅力・活力の向上)」を活かした拠点開発の方向性の提示、医療・教育関連ニーズの把握、温泉等の地域資源の利活用可能性の検討、医療ツーリズムの市場調査・具体展開といった1実現可能性調査、2跡地利用具体計画(案)の作成などで構成する。
上原キャンパス跡地は、A地区(中頭郡西原町棚原1-3-4ほか、敷地13万9000㎡)と道路を隔てたB地区(同町上原宮里193-18ほか、敷地3万7000㎡)があり、2地区で主な建物は計27棟あり、総延べ床面積は9万8323㎡(総建築面積3万314㎡)が残り、主要建物は全て新耐震基準を満たしており、構造的にはそのまま有効活用できる可能性があるとしている。主な建物は、A地区の琉球大学病院(延べ4万386㎡、1983年12月完成)、臨床研究棟(延べ8436㎡、1984年1月竣工)、基礎研究棟(延べ7931㎡、1983年2月竣工)、保健学科棟(延べ6252㎡、1983年2月竣工)などで、B地区は立体駐車場(延べ5847㎡)や体育館(延べ1063㎡)。
【ダイジェストニュース】
●塩竃市立病院、26~28年度に東西病棟の大規模改修へ
塩竈市立病院(宮城県塩竈市香津町7-1、☎022-364-5521)は、2025年度の調査・実施設計に続き、26年度から3か年をかけて西病棟、東病棟の大規模改修を行う。26年度予算案に工事費4億8740万円の計上と、限度額8億7300万円の債務負担行為(27~28年度)を設定する。
利用者の療養環境の向上と職場環境の改善を図るもので、工事は壁、床、天井やトイレの内装、浴室のシャワー化、トイレの全面改修、多目的トイレの新設、換気設備、自動ドア新設、ナースステーションや消防設備の改修などにわたる。設計は㈱佐藤総合計画東北オフィスが担当している。
西病棟は1959年に完成したが、耐震性に問題がないという。東病棟は1973年に西病棟に接続して増築している。病院施設全体は、RC造り4階建て延べ1万566㎡の規模で、このうち西病棟が延べ1730㎡、東病棟が延べ3243㎡で、残る5592㎡が外来来診療部門。
同病院は、病床161床(一般71床、地域包括ケア90床)で、25年度予算ベースでは、病院事業収益32億8779万円(うち医業収益28億8807万2000円、医業外収益3億9871万8000円)としていた。25年度は施設改良費2億7769万円を計上し、実施設計のほか、屋上の防水工事やガスヒートポンプの更新などを行った。
●大館市の扇田病院、27年4月から無床診療所化
秋田県大館市議会は、3月16日の本会議において、市立扇田病院を27年4月1日から入院病床をもたない診療所とする条例案を賛成多数で可決した。
扇田病院では、25年4月から1病棟40床体制としたが、入院患者の減少が続き、また、医療従事者の確保が困難であるため、27年4月から無床の診療所とすることに決めた。外来診療、在宅医療、健診は現状を基本的に維持し、入院の必要がある場合は、地域医療連携推進法人を構成する3病院(大館市立総合病院、大館記念病院、大湯リハビリ温泉病院)が受け入れるとしている。
●群馬県医師会、群馬メディカルセンター着工、27年6月末竣工
(公社)群馬県医師会(前橋市千代田町1-7-4、☎027-231-5311)は、このほど、群馬メディカルセンター移転新築工事の起工式を行った。2027年6月30日の竣工を目指している。設計は㈲ナスカ一級建築士事務所、施工は佐田建設・冬木工業・小林工業JVが担当している。
建設地は、旧前橋市職員研修会館跡地(同市本町1-5-2ほか)の敷地2663㎡で、市のプロポーザルに応募して事業者に選定された。施設は、S造り3階建て延べ1945㎡の規模となり、健康増進支援拠点、在宅医療総合支援センター、大規模災害対策拠点、新興感染症対策拠点などの機能を担う。
●文京区、特養ホーム文京白山の郷大規模改修を再公告
文京区(東京都文京区春日1-16-21、☎03-5803-1150=総務部契約管財課契約係)は、特別養護老人ホーム文京白山の郷大規模改修工事の制限付き一般競争入札を再公告した。資格確認申請書などの提出期限は3月19日、質問登録期限は4月3日で、4月22日に入札、開札となる。
建物は、RC造り地下1階地上5階建て述べ3819.08㎡(敷地面積1341.23㎡)の規模で、業務は屋上防水改修、外壁及び建具改修、内装改修、昇降機設備改修、外構及び関連する解体、撤去(石綿含有建材撤去工事を含む)の各工事。工事場所は文京区白山5-16-3で、工期は契約締結日の翌日~30年1月31日。
●諏訪赤十字病院、個室病室改修、3月16日~7月末
諏訪赤十字病院(長野県諏訪市湖岸通り5-11-50、☎0266-52-6111)は、3月16日から個室病室改修工事に着手し、7月末に完了する。工事の対象となる病室は、4階東西~8階東病棟の各特別個室と個室で、各階2部屋程度ずつ、鉱区を分けて順次進める。
●浜松医科大学、屋外ガス管工事Ⅱ期を公告
浜松医科大学(浜松市中央区半田山1-20-1、☎053-435-2138=施設課企画係)は、浜松医科大学基幹整備(屋外ガス管)工事(Ⅱ期)の一般競争入札を公告した。申請書及び資料の提出期限は3月23日、電子入札による入札期間は3月31日~4月14日で、3月15日に開札となる。工事は、老朽化した屋外ガス管(1972年)を 更新するもので、工期は契約締結日の翌日~27年3月26日。
●公立佐賀中央病院、経営コンサルティング業務のプロポ開始
多久小城医療企業団公立佐賀中央病院(佐賀県多久市東多久町大字別府3562、☎0952-20-2877=契約管財係)は、病院経営コンサルティング業務委託の公募型プロポーザル実施を告示した。参加表明書の提出期限は3月27日、提案書の提出期間は4月1~13日で、3月20~22日にプレゼンテーションを行い、4月23日に審査結果を通知する。履行期間は契約締結日~27年3月31日。
委託業務は、診療科別の損益分析及び経営課題の抽出、人口動態を踏まえた患者数の将来予測と診療体制の最適化、病院全体の人員配置及び人件費の最適化、経営戦略策定及びシミュレーション、議事録及び報告書(中間報告及び最終報告)作成など。同病院は、26年2月1日現在、病床140床(急性期95床、慢性期45床)、職員数226人で、病院建物はS造り(免震構造)4階建て延べ1万2028㎡。
●宮崎県、県立病院経費圧縮アドバイザリー業務委託を公告
宮崎県病院局(宮崎市橘通東1-9-18、☎0985-26-7086=経営管理課財務担当)は、県立病院経費圧縮等に関するアドバイザリー業務委託に係る業務企画提案協議実施を公告した。質問の受付期限は3月18日、参加申込書の提出期限は3月19日、企画提案書の提出期限は3月25日で、3月31日に審査結果の通知となる。契約上限額は700万円(税込み)で、委託期間は契約締結日~27年3月31日。
委託業務内容は、医薬品、試薬に関する価格ベンチマークを用いたデータ分析、価格交渉への助言等や、診療材料等に関するベンチマークを用いたデータ分析。